【お悔やみ詐欺】新聞のお悔やみ欄の住所へ脅迫文!手口のパターン一覧→だまされないための対策

こんにちは。バズインフィニティ編集部の天野です。

新聞のお悔やみ欄の住所へ脅迫文を送り詐欺を行う卑劣な手口が話題になっています。

この手口の詐欺は7月4日のビビットでも特集されたいわゆる「お悔やみ詐欺」。

元特捜部主任検事の前田恒彦氏はこの詐欺の概要について以下のように説明しています。

「お悔やみ欄を見て連絡しました」手紙が話題 人の死に付け込む卑劣な詐欺の手口

夫を亡くした妻あての手紙が話題だ。故人から違法な荷物を預かっており、保管料を振り込めば処分するが、拒否すれば警察に通報するという。事実であれば、典型的な「お悔やみ詐欺」にほかならない。

【手紙の内容は】
 この手紙の要旨は、次のようなものだ。

「お悔やみ欄を見て連絡しました。荷物を預かる貸しスペースの仕事をしていますが、亡きご主人から預かった荷物があります。中身を確認したら、児童ポルノのDVDでした」

「当方で処分し、なかったことにするか、警察に届け出てご主人の名誉を傷つけることにするか、ご選択ください」「児童ポルノは罪が重く、警察やマスコミがうるさいので、内々に処分することをおすすめします」

「荷物の利用料金は解約時に精算することになっており、14年分で16万8千円になります。手紙到着から3営業日以内に指定口座に入金してください。入金の確認ができ次第、DVDを処分します。確認がとれなければ、警察に提出します」

 この手紙には、振り込み先として具体的な銀行名や口座番号、名義人が記載されているほか、問い合わせ先としてメールアドレスも書かれている。ネット上で拡散されるや、またたく間に特定作業が進められた。すでに預金口座の凍結や警察への通報も行われている模様だ。

 ただし、この人物が勝手に名義を使われたイタズラの可能性もある。本物の詐欺なのか否かは、これから警察の捜査で明らかになるだろう。

【「お悔やみ欄」は個人情報の宝庫】
 いずれにせよ、こうした文面の手紙は昔からよくあり、「お悔やみ詐欺」と呼ばれている。

 いまだに地方の新聞の「お悔やみ欄」には、故人の氏名や死亡日時、享年、通夜や葬儀、告別式の日時・場所、喪主の氏名や住所といった情報が掲載されている。地方ほど冠婚葬祭のつきあいを重んじているからだ。

以下にお悔やみ欄に掲載されている故人の遺族を狙ったお悔やみ詐欺とその手口、騙されないための対策についてまとめました。

お悔やみ欄の住所へ脅迫文が!お悔やみ詐欺とは?

地方新聞の「お悔やみ欄」には、故人の氏名、住所、死亡日時、享年、通夜、葬儀、告別式の日時や場所、喪主の情報などが事細かに掲載されています。

そんな個人情報の宝庫であるお悔やみ欄を悪用し、様々な手口をもって行う詐欺がいわゆる「お悔み詐欺」です。

先ほどの手紙の例にもあったように、故人に関した偽装内容の脅迫文を送りつけることで遺族の不安を煽るというのも手口のひとつ。

しかし、実はこれ以外にもお悔やみ詐欺の手口は存在し、日々善良な市民の生活を脅かしているのです。

お悔やみ詐欺の手口パターン一覧

お悔やみ詐欺の手口にはいくつかのパターンがあります。

現時点でわかっている代表的な手口がこちらです。

  • 空き巣
  • 架空請求
  • 架空受注
  • 商品の送りつけ
  • 物品の預かり

具体的な例も交えながらひとつずつ解説します。

お悔やみ詐欺の手口1|空き巣

通夜や葬儀、告別式の時間帯を狙った喪主の自宅への空き巣です。

個人情報が丸出しになってしまうお悔やみ欄ですが、その情報から空き巣に入る場所・時間を詐欺を働く人間に割り出されてしまうわけですね。

お悔やみ詐欺の手口2:架空請求

「故人に金を貸したので返せ」と、遺族に架空の借金を返済させようとする手口。

さらに「期限までに返済できなければ訴訟を起こす」などといった脅迫をするケースもある。

お悔やみ詐欺の手口3:架空受注

「香典返しを安い金額で引き受けます。代金は先払いでお願いします。」と、架空のサービスを受注する手口。

お金を振り込んでも何もしてもらえず、電話してきた業者は行方をくらませる。

霊園や墓石を手配しますよ、といった別パターンもあるので注意が必要。

お悔やみ詐欺の手口4:商品の送りつけ

「故人が注文していた商品を郵送するので、代金を前払いしてください」と、架空の商品を代金引換郵便などで送りつける手口。

架空請求と同様に、「期限までに返済できなければ訴訟を起こす」といった脅迫もセットになっていることが多い。

お悔やみ詐欺の手口5:物品の預かり

違法なものや、社会的に個人の恥になるようなものを預かっていると架空の物品預かり話を偽造し、その引き取り代金をだまし取ろうとする手口。

物品として使われるのが、「わいせつDVD」や「違法な薬物」などが多いとのこと。

お悔やみ詐欺にだまされないための対策とは?

さきほどの項で、さまざまなパターンのお悔み詐欺が存在することがわかりましたね。

お悔み詐欺にだまされないための対策について箇条書きでまとめました。

お悔やみ詐欺の空き巣にだまされないための対策とは?

  • 信頼できる知人に留守番を頼む
  • 玄関に忌中紙を貼らない
  • 戸締りを用心する
  • 隣近所に声をかける
  • テレビや電気をつけたままにする

お悔やみ詐欺の架空請求、架空受注、商品の送りつけ、物品の預かりにだまされないための対策とは?

  • 一人で判断しない
  • 家族や友人らに相談する
  • 警察に問い合わせる
  • 国民生活センターに問い合わせる
  • 各自治体の担当窓口に問い合わせる
  • 弁護士に問い合わせる
  • 葬儀会社や保険会社の担当者に相談する

どのパターンにも言えることですが、こういったお悔やみ詐欺が世の中で横行していることをきちんと認識し、家族間でその情報を共有しておくことが騙されないためには重要です。

また、お悔やみ欄は掲載する情報を故人の氏名や死亡日時、享年のみにし、喪主の住所は掲載しない、といった工夫も有効ですし、葬儀会社を窓口にするのも良い方法ですね。

このようにお悔やみ詐欺を未然に防ぐ方法も存在しますので、いざという時のためにもぜひこれらを参考にしてみてください。

お悔やみ詐欺についてSNSやネットの反応

お悔やみ詐欺について世論はどのように反応しているのでしょうか?

SNSやネット掲示板への書き込みを抜粋して紹介します。